外壁の汚れの落とし方4選(自分で外壁をピカピカにしたい人必見!)

こんにちは、サイディング施工士@たぬきです!

外壁は年数が経つにつれて汚れが気になってしまいますよね💦

白い外壁なんかはもう最悪!

汚れが目立つ目立つ💦まだ数年しか経っていない外壁でも手入れをしないと小汚い家の外観になってしまいます。

 
施主
我が家の外壁の汚さが気になってるのですが、やっぱり張りかえるしかないのでしょうか?
 
 
サイディング施工士@たぬき
いえいえ、そんな事はありませんよ!
今日は【汚れ別に最適な汚れの落とし方】を紹介しますね!
 
 
施主
今日もお願いします!!
 

はじめに:僕のプロフィール

 

僕は【サイディング施工士】して15年に渡り、サイディングはもちろん外壁の仕事に携わっている”たぬき”と申します。

サイディング施工士とは、窯業系サイディングの施工技能を証明する資格です。

外壁のリフォームをお考えの方にお伝えたいしたいのは、資格を保有していないのに施工を行っている業者が数多くいるのでこの資格を所有している業者なのか、確認してみる事をお勧めします。(無資格だとしても違法行為ではない)

外壁は【家の顔】とも言われていて、そんな家の大切な部分を施工をするのですから【安心できる業者】に頼んで【後悔のない施工】をしてほしいと思っているので、このブログで【家の外壁】や【サイディング】についてお伝えしていきます。

【僕のサービスはコチラ】
 

外壁の汚れに合わせた掃除の仕方

 

まずは外壁の汚れに合わせた掃除の仕方を見ていきましょう!

そもそもなんで、その汚れが出来たのかも合わせてご覧ください。

 

汚れの種類落とし方原因&特徴
コケ汚れ高圧洗浄機・専用クリーナー日当たりの悪い面に湿気で緑のコケが付く
カビ汚れ高圧洗浄機・専用クリーナー日当たりの悪い面に黒ずんだ汚れ
雨汚れ高圧洗浄機・専用クリーナー・ブラシ上から下に向かって雨が流れたように黒い筋のような汚れ
排気ガスによる汚れ高圧洗浄機・ブラシ外壁の凹凸に汚れが入り込んで発生。黒っぽい油汚れ
サビ 塗装・張り替え金属製の外壁が年数がたつ事により浮き出る赤や白いサビ汚れ
塗装の色褪せ塗装・張り替え外壁が年数が経つことにより、防水性を失いおこる
日焼けによる色褪せ
 
 
おおまかに分けると、このような外壁の汚れの種類があります。
 
 
 
サイディング施工士@たぬき
それぞれ種類に合わせて、対策を詳しく紹介していきますね!
 

コケ汚れ

コケ汚れ

 

家の外壁に”コケ”が発生してしまう事があります。

日当たりの悪い面に発生しやすく、日当たり悪い+湿気によりコケがついてしまう事があります。

程度が軽ければたわし等で落とす事も可能ですが、外壁を痛めてしまうリスクを考えると高圧洗浄機や専用のクリーナーを使う事をオススメします。

 

カビ汚れ

kabi

 

カビ汚れはコケ汚れと同じく、日当たりの悪い面に発生します。

湿気によって黒いカビが発生し、放置しておくと後にだんだんと広がっていきます。

程度が軽ければ自分でも落とせますが、専用のクリーナーなどを使わないと再度、発生もしやすくなります。

完全に菌を除去、また広がる前に掃除をした方が良いでしょう。

 

雨による外壁の汚れ

 

このように窓枠をつたって、雨が流れ落ちそのまま汚れとして付着してしまう事が多くあります。

屋根のつたい水が落ちる場所や窓の枠、などが主です。

これは別名:雨だれ とも言われます。

高圧洗浄機もしくは専用のクリーナーを使う事で綺麗に落とせます。

これも長年経つ前に、こまめに落とす事で跡形なく綺麗に落とす事が出来ます。

 

排気ガスによる外壁の汚れ

かべ

排気ガスにより、何となく外壁が暗く黒っぽく見える事があります。

主に通りに面した場所や、車通りの激しい場所でおこりやすいです。

油気があるのが他の汚れとの違いで、高圧洗浄機はもちろんブラシに重曹をつける事でも見違えるほどに綺麗になります。

 

サビ

外壁のサビは金属の表面が経年劣化により、錆びる事によりおこります。

板金屋根のサビがつたう事により外壁に付着する事もあります。

洗浄で落とす事は難しいので、塗装をするかサイディングに張りかえる必要があります。

 

塗装の色褪せや劣化

aoidoa

厳密には汚れではありませんが塗装の塗膜が劣化により、白っぽくなったり手に粉が付く現象がおこることがあります。

この場合は洗浄では落とせません。

放置すると色褪せが目立つようになるので、塗装もしくはサイディングへの張り替えが必要です。

 

外壁の汚れを落とす方法

 

 
施主
汚れの原因については分かりましたが汚れを実際に落とす方法について教えてください。
 
 
サイディング施工士@たぬき
いえいえ、そんな事はありませんよ!
今日は【汚れ別に最適な汚れの落とし方】を紹介しますね!
 

高圧洗浄機による外壁の洗浄

 

高圧洗浄機とは強い圧力と共に流れる水で洗浄する機会です。

車の洗車場をイメージしてもらえると分かりやすいと思います!

 

高圧洗浄機による外壁の汚れの落とし方

①ホースで蛇口と高圧洗浄機を繋ぐ
②洗浄したい部分から40センチから1メートルほど離して使用する
 
間違った使い方をすると外壁を痛めてしまうので注意しましょう!

 

【高圧洗浄機を使う時の注意点】

・外壁から40センチ以上必ず離して使う

・一カ所に集中的に水を当てずにまんべんなく全体に。

・外壁が損傷している部分は避ける

 

お勧めの高圧洗浄機はケルヒャーのクラシックモデルです。

重かったり汚れ落としに不十分な物が多い中、軽量で女性でも使いやすくしっかり落とすのが高ポイントです。

参考;ケルヒャー高圧洗浄機 K2サイレント 1.600ー920.0

 

なお30坪の住宅を高圧洗浄機で洗浄する場合は水道代が2000~3000円かかります。

 

 
 
サイディング施工士@たぬき
僕としては3か月に一度洗浄すると良いと思います。
ちなみに僕は高圧洗浄機を使うついでに愛車も洗車しています。
 

外壁洗浄のクリーナー

外壁は外にさらされている以上、汚れやすく汚れも目立つので”専用のクリーナー”も販売されています。

コケやカビには専用のクリーナーで充分に落とす事が出来ます。

クリーナーを使った外壁の洗浄方法

①モップや延長ブラシなどでクリーナーをまんべんなく付着させる
②水洗いまたは放置する
 
30セカンズワンステップクリーナー】は大容量なのでどんな家でも容量は足ります。
クリーナーを付着しておくだけでカビやコケを落とす事ができます。
また水洗いが不要なのも【30セカンズワンステップクリーナー】の特徴です。
 
またモップについては延長できないと高い所に届かないので、【コジットのロングモップ】を使っている家が多いようです。
3.9メートルまで伸ばす事が出来るので、高い壁も楽々届いてしまいます。
また女性でも扱いやすい超軽量設計になっているようで、お年寄りの施主様もお使いの方が居ました。
 

重曹を使って外壁の洗浄

 

重曹を使っての洗浄は外壁の汚れがそこまで酷くない場合に限り適用できます。

重曹を使っての外壁洗浄方法

①水100mlと重曹小さじ1杯で割る
②洗浄したい場所に霧吹きなどでふきかける
③ブラシを使って落とす
④ホースで洗い流す
 
 
重曹を沢山用意しなくてはいけなくなってしまう事と高い所は難しいので、僕としては専用のクリーナーの方をオススメします。
 
ただ部分的な汚れを落とす分には低価格で済むので良いと思います。
 

塗装業者に洗浄・塗装を依頼する(高価格)

 

外壁の劣化によりサビや汚れ、剥げが出来ている場合には自分で綺麗にすることは困難なので塗装業者に依頼しましょう。

塗装業者に依頼する方法としては【高圧洗浄】と【バイオ洗浄】があります。

目安としては50万円以上かかります。

 
 
サイディング施工士@たぬき
高圧洗浄は業者専用の物を使って行うので圧力は強いですが、再程紹介したケルヒャーでも充分な圧力はあるのでバイオ洗浄をオススメします。
 
なお家を建てて10年以上経っている場合は【外壁塗装】もセットで行う方が良いと思います。
足場代だけでも10万円以上するので、どうせ足場を立てるのなら洗浄して塗装もして貰う方が二重でお金がかかる事を防げます。
 

外壁の汚れを予防する方法

 

そもそもの外壁の汚れを予防する方法についても書き出してみます。

 

・定期的に自分もしくは業者に洗浄してもらう
・汚れが目立ちにくい色で塗装
・塗装で防カビや耐久性の高い物をチョイスする
・サイディングに張りかえる
 

汚れが目立ちにくい色で塗装

かべ

よくできる汚れと同系色の塗装や外壁サイディングにすることで汚れは大幅に目立ちにくくなります。

グレーやブラウンが比較的目立ちにくいです。

しかし、カビやコケがつかないとう訳ではないので定期的な洗浄は必要不可欠でしょう。

 

塗装で防カビや耐久性の高い物を選ぶ

防カビ塗料を使えばカビの再発は防ぎやすくなります。

耐久性の高い塗料を使う事で雨風などによる劣化を少しでも防ぎやすくなり、長期的に見た時に大きな違いになります。

 

サイディングに張りかえる

以前【外壁をサイディングにしたい方必見!サイディングの種類をサイディング施工士が解説】の記事でもお伝えしたように、サイディングは耐久年数が長い物が多く、劣化もしにくいこと、カビやコケがつきにくい特徴があります。

 

 

 
施主
こういった事もあって、最近は外壁サイディングにする家が多いのですね!
 
 
サイディング施工士@たぬき
もちろん、これだけではないですが【外壁サイディングの耐久性】は絶対的で長期にわたり住む家だからこそ、メンテナンスを減らせる選択をする人は多いと思います。
 

まとめ

汚れの種類は【コケ、かび、雨、排気ガス、サビ、劣化】と様々です。

自分で落とすには、高圧洗浄機一台と専用のクリーナーがあればほとんどが対応できます。

しかし、劣化によるものは自分では落とせないので業者に依頼して塗装や張り替えをする必要があります。

 

関連記事

>>外壁をサイディングにしたい方必見!サイディングの種類をサイディング施工士が解説